スポーツドクターの勉強?自分の専門の勉強優先?【本当の医師になるには10年かかる、の真意】

 

この記事を読んで頂いてありがとうございます。

 

「ちゃんとした医師になるには10年かかる。だから脇目も振らず勉強せい」

 

突然で申し訳ないですが、これは私自身が医師1年目(研修医1年目)の時に上司の先生から授けて頂いた言葉です。

 

実際言われたり、または聞かれたりしたことがある方もいらっしゃるのではないかと思います。

 

上司の先生が言われた通り、どの専門の道に進むとしても、一人前のドクターになるには、非常に時間がかかると言われています。

ただでさえ一人前になるのに時間がかかる本業の勉強、それに加えてスポーツの勉強をしたい気持ちも強い。。

スポーツの勉強と合わせてどういったバランスで勉強するのがいいのか。

いまだに迷うこともありますし、実際に質問頂いたこともあります。

 

そこで、今回の記事は、スポーツ内科の存在を知り、自分がどういった形で自分の専門性とスポーツについて勉強していくか、医師としての働き方や、迷い、プライベートとのバランスなどについて、過去を振り返りながら、書かせて頂きたいと思います。

 

とにかく大変だった初期研修。。

 

初期研修医の頃は、日々、その日を乗り越えることで精一杯だったので、ある意味、「脇目も振らず」だったのではないかと思います。

 
  • わからないことが多すぎて、看護師さん、上司の先生、同僚、薬剤師さん、事務の方、病院を掃除してくださる方々、そして、あろうことか患者さん、などなど。本当にたくさんの迷惑をかけてしまいました。

  • 「誰か、先生を呼んでください!」 自分が医師であるにもかかわらず、緊急事態に対応できず、何度もそう叫びたくなったことがありました。

  • 6年も勉強して、何もわからないし、何もできない。それどころか患者さんに迷惑かけて、むしろマイナスやないか、このアホ!

 

こんなことを毎日考えたり、感じたりしながら、わからないことを逐一教科書で調べたり、確認したり、分からないことを上司に聞きにいくために、病棟の12階くらいから上司がいる1階や2階に、何度も階段で往復したりして、とにかくヘトヘトになる日々でした。

 

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ようやく初期研修医の2年目になって。。

 

2年目になると、まだまだわからないことは多いですが、事務的な作業の効率が上がったり、患者さんに針を刺させていただくような処置などがちょっと上手になったりして、少しずついろんなことが効率よくできるようになってきました。

そうしてようやく初期研修医2年目になって、少し余裕が出ましたが、本当に脇目も振らず勉強した2年間だったと思います。

 

そして、大きく変化があった年、それが3年目=スポーツ内科を知った年5年目=Spolink JAPANとの出会い、でした。

  • 目の前のことを最大限頑張る=今は本業メインに集中。

  • スポーツの勉強やプライベートの時間は隙間時間を見つけて、できることを勉強しよう、楽しもう。

 

そう思うに至った過程には、本当に多くの、ありがたい、かけがえのない出会いがたくさんありました。

その出会いについて、引き続き、読んでいただけますと、幸いです。

   

かけがえのない出会いの数々

医師3年目、「スポーツ内科」と出会う。

 

そんな中、最初の大切な出会い、それが、スポーツ内科・田中祐貴先生との出会いでした。

 

たまたま知人から、「内科医だけど、スポーツ選手の診療を行っている先生がいる。」と聞き、ただただメールさせて頂いたことが全ての始まりでした。

 
https://t-spo.jp/profile/
 

ちなみに田中先生のクリニックを見学させて頂いた時の記事もありますので、受診を検討などされている方は読んでいただけますと嬉しいです。

スポーツ内科ドクターが開業!「ゆうき内科・スポーツ内科@大阪」がすごかった!

2020年1月18日
 

そこから勉強会に参加させていただくようになり、徐々にスポーツについて勉強するようになっていきました。

 

内科医として、スポーツ選手の役に立てるというのは、本当に驚きでしたし、衝撃でもありました。

ただ
この時点で、非常に深い悩みが生じました。本業とスポーツ、どうやって勉強したらいいか。。本業メインの環境では、なかなか勉強できないのではないか。。
 

そういった悩みを抱えつつ、土日や、休暇を取らないといけないタイミングで、ちょこちょこ勉強するようにしていました。しかし、もう少しスポーツ勉強したいな、と思ったり、なんとなくモヤモヤした感じがありました。

 

その後、非常にいいご縁を頂き、日本スポーツ内科学会講習会のボランティアをさせて頂いたり、実際に講師をさせて頂いたりして、徐々にスポーツを勉強できる機会が増えていきました。

 
 

スポーツ内科に関しては別の記事にもまとめています。ぜひ、読んで頂けますと嬉しいです。

内科医がスポーツドクター??【スポーツ+内科=スポーツ内科!今後注目です!】

2019年7月15日
 

医師5年目、「Spolink」と出会う。

 

ひそひそスポーツの勉強をしていたところ、「Spolink」のメンバー募集を目にしました。

 
何も実績はありません、ただスポーツをより深く知り、繋がりを作り、何か内科医としてできることを模索したいです。
 

募集フォームにはそのような内容を書いたと思います。。

 

そして、実績はないのにメンバーに選んでいただけたことが、現在につながっています。

今でも、なぜ実績もないのに選んで頂けたのか、はっきりとはわからないままですが。。

 

Spolinkには、本当にすごいメンバーの方がたくさんいて、非常に大きな影響を受けました。また、どうやってスポーツの勉強をしていくのか、目標ができました。

 

出会いがもたらす想像できないほどの影響力。

 

Spolinkに関して、私にとって外せないこと。それはSpolink代表でもあり、現役の整形外科医、よせやん先生、そしてトレーナー、奥村さんとの出会いでした。

 

よせやん先生といえば、ブログ「目指せスポーツドクター」を運営されたり、その他にもスポーツ活動からもちろん整形外科活動、たくさんのことに取り組まれ、ブログで発信されたりしています。

https://sports-doctor93.com
 

しかも、その全てが、驚かされるほどレベルが高い。

 

ただ、それでは終わりませんでした。

私は実際にお会いしたくて、会いにいかせて頂きましたが、なんというか、人格が凄すぎました。

 

その時に、このように思いました。

 
  • 少し先に目標を置いて目標を立て、その過程として必要なことを少しずつ頑張ること。

  • 他の人に還元できることは、惜しまず還元すること。

 

それが、最終的には最も自分の成長をもたらし、たくさんの人がついてきてくれて、その人たちと手を取り合って、より大きなことに取り組めるようになる、最強の方法なのではないかと。

 

今ではこの「Spolink」のメンバーの方から、日々たくさんの情報やモチベーションをもらって、ちょっとずつですが、前進できている気がしています。

   

最終的な目標はやっぱり重要。

 

ここまで様々書かせて頂きましたが、最終的な目標はやっぱり大切です。

今の段階では
スポーツと内科、消化器内科、また、私は企業に務める医師=産業医、という資格も所有しているので、産業医と企業、つまり、産業医+スポーツ=企業の医師+実業団チームのチームドクター、という視野も含めて、幅広く目標を見立てようとしているところです。
 

やるべきことは多い、ただ、よせやん先生を含めたSpolinkメンバーの方たちが、幅広く活躍されており、非常に良い刺激を受けているので、私もなんとか成し遂げたいと思っています。

 

器用に速くできるタイプではないので、少しずつ、コツコツと、前進したいと思います。

 

しばらくは、本業メインで、勉強できる時にスポーツの勉強を少しずつ継続していくこと。それを続けて、チャンスがきたら、少し集中してスポーツを学べる環境に身をおきたいと考えています。

 

最後に

今回は、今までどのようにスポーツを学んできたか、今後どのようにスポーツと内科について学んでいきたいのか、ということを中心に書かせて頂きました。

 

自分のやりたいことそれぞれを、しっかり、少しずつ、頑張り、前進したいと思います。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。