しっかりスポーツ内科を目指すために【来年度にむけた準備(医局との連携)】

 
NI×CE
内科とスポーツの融合を目指す「NI×CE」のページです。 この記事を読んで頂いて誠にありがとうございます。
 

まず初めに、今回は学術的な記事ではありません。

ですが、今後(来年度)スポーツと内科をどういったバランスで学び、さらにどのように新しいことにも挑戦するのか、ということを昨年から考えており、それには様々な準備が必要でした。

そのことについて、今回は記事にしてみたいと思います。

医局との話がでてくるので、医局ってどういう場所なのか、今後医局に所属しようと思っているがどうなんだろう、と考えている学生や研修医の方にも少しお役に立てるかと思います。(医局は本当に大学ごと、科ごとに差が大きいのでわずかな参考程度かもしれませんが。)

 

スポーツを学ぶために 事前準備

 

まず私は「医局」という、いわゆる一般社会でいう「会社」にも似た組織に所属して医師として働いています。

ざっくりですが、医師の中には医局に所属せずに、自分で病院に就職する方法と、医局に所属して派遣という形で勤務する方法があります(他にも方法がありますが)

私の出身大学は医局に所属しないといけない契約があり、私もその契約を結んでいるため、一般的な医師よりも医局とのつながりはかなり強いです。

そこで今回の記事の主題は、「医局(会社)に所属しながら、いかに波風立てずに、可能な範囲で自分の好きな勉強をしていくために(私の場合はスポーツ)ふるまえるか」ということです。

 

これを達成するには明確な理由が必要であり、そのための準備が必要でした。

間欠的にまとめますと、具体的には以下の通りでしょうか。

①医局になるべく迷惑をかけないように、スポーツを学べる環境に身を置くためにどうしたらよいか。

②どの程度期間が必要で、その間の自分のスキル維持はどうするのか。

③2を容認してくれる勤務先が必要になるのではないか。

 

順に振り返り、今後のスポーツ内科としての目標にも触れたいと思います。

 

スポーツをもっと学べる環境に身を置くとは?

 

私の現在の仕事内容としては「95%消化器内科、5%スポーツ」といった形です。

 

スポーツに関してはSNSから頂く受診相談や、体調の相談などがメインであり、実際に現場に赴く、ということは現状ありません。

なぜかというと
医師として働く中で一つの目標としては「専門医資格の習得」というのがあります。おおよそ医師6年目で取得できるものであり、整形外科や内科、外科の一般的な診療をしっかり学んだものに与えられるものです。この資格取得がまず医師としての第一ステップであり、その習得にはやはり95%以上の時間をかける必要があると考えたためです。

こういった考えになった理由のひとつとしては、以前にスポーツの現場に赴かせて頂いたことは何度かあるのですが、現状の自分では、なかなか現場で役に立てる知識や技量に乏しいと感じました。

ですので今は内科的な部分にコミットし、もっと役に立てるようになってから、現場での経験をつもう、と考えました。

 

そして内科的な部分として、私は今年度をもって専門医取得に関して条件を満たすため、内科に一区切りをつけ、来年度はなるべくスポーツを学べる環境に身を置きたいと考えるようになりました。

 

医局(会社)に迷惑をかけないようにできるのか?

 

最初に考えたのは、「医局に迷惑をかけずにスポーツを学べるか?」ということでした。

 

これに関しては、残念ながら全く迷惑をかけない、というのは難しいと感じました。

医局に所属して勤務する場合には、週5日でフルタイムで勤務があることがほとんどです。かつ、大学病院勤務になると、土日の勤務(大学病院以外での勤務)もあるため、学べても週1回程度となってしまいます。

ですので、必然的に医局とは少し離れた場所で勤務する必要があり、これは先ほどの③とも関連しますが、非常に難しい問題となりました。

 

私の勝手な印象ですが、これは会社員や教師の方々の転勤とも似ているのかな、と感じました。

「自分の希望の勤務先はこうだけど、思うようにいかない。どうしたら思うようにいくのか。」

私の場合には、医局と直接話ができる分だけまだましですが、教師の方々は本当に無条件に転勤があるイメージですので、自分ではどうしようもない部分で歯がゆい思いをされているのかな、と感じました。

①に対する私の考えとしては
まったく医局迷惑をかけないようにするのは厳しい、なにか医局に対してメリットを示すか、学びたい情熱を示すしかない、という結論に至りました。

 

私の場合には、医局に対してなぜスポーツを学びたいのか、しっかり話をすることで容認して頂くことにしました(おそらく容認してもらえたはずです。。)。

 

どの程度の期間スポーツを学びたいか?そして勤務先は?

 

続いて2番目3番目のどの程度の期間、そしてどこでスポーツを学び、その間の内科としてのスキル維持をどうするか、ということに関してです。

 

これに関しては正直、まだ私自身も分かっていません。

正直に申し上げると
まだ来年度の正式な勤務先が決まっていないので、実際にどれくらいスポーツの勉強ができるのか分からないということと、メインの勤務先が決定しないと、土日の振る舞いなどに関しても決められないためなんとも言えない状態です。

しかし、できるだけスポーツに対してコミットできるように、最大限考えたいと思っています。

 

現在は様々な勤務先の先生、もしくはリクルートの方と何度もメールや電話でやり取りをしたり、自分の勤務経験やスキルをまとめて、それを見て頂いたりして、様々な可能性を探っている最中です。

 

スポーツを学びつつ、内科もできるのか?

 

これも非常に難しい問題です。

NI×CE
先ほどから難しい問題、とばかり言っている気もしますが。。
 

現状ではほとんどの時間を消化器内科として勤務しているので、来年度の振る舞いによっては、どうしても内科としてのスキル維持には苦労すると、容易に想像ができます。

 

これに関しては、優先したいものを学ぶために、今まで95%程度の時間を割いてきたので、いったん割く時間を減らしてもいいかと考えています。

 

ただ、時間をかけて習得した技術は、どの分野においても急激に減るものではないと考えているので、かける時間を0にせずに続けていくことが重要なのかなとも思います。

 

そして余談にはなりますが、これから自分の将来を具体的に考える先生に対する、ほんとにつたないアドバイスとしては、何をするにも医局に所属している場合には、「医局自体の柔軟性」があることが極めて大切だと感じています。

 

医局≒教授、という側面もあるので、教授のキャラクターや、医局自体の雰囲気、また同期が多い方が融通が効きやすいことも多いです。

 

どうしても「その医局に属さないとできないことがある」という場合には迷いなく入局すべきだと考えますが、そうでない場合には、自分の将来との兼ね合いもよく考えて、入局先を決定するのが良いかもしれません。

 

そのためにはなにより「情報」が必要となると思いますので、なるべくたくさんの先輩医師の話を聞くことをお勧めします。

 

スポーツ内科を目指す 来年度に向けて

 

今回は私の現状について、具体的には医局との関連、来年度の勤務についてまとめてみました。

 

実はまだ来年度の勤務については決まっていないことが多く、多方面との交渉を行っています。

 

できれば内科医として深くスポーツに関わり、かつたくさん挑戦ができる来年度を迎えることができたらいいなと考えていまし、私の出身大学は企業に焦点を当てた大学でもあるため、企業(実業団)とスポーツ(スポーツ内科)の融合にもついてもできるだけ考えていけたらいいかな、と考えています。

 

今回は以上です。