【Twitterから学ぶ!?便秘改善法】お腹の動きを良くするマッサージ

 
Karasu
内科とスポーツの融合を目指す「NI×CE」のページです。 この記事を読んで頂いて誠にありがとうございます。
 

今回は手軽に取り組める「お腹の動きを良くするマッサージ」についてご紹介します。

 

先日Twitterを拝見していましたら、以下のような投稿を目にしました。

 

実は以前に読んだ論文を思い出して、このマッサージには非常に素晴らしい効果があるのではないかと感じました。

 

今回はその論文をご紹介し、こういったマッサージが腸に対してどのような作用をもたらす可能性があるのかを解説します。

 

便秘解消マッサージの論文的考察

 

まずは今回の主役となる論文をご紹介します。

原文はこちらです(日本語のページです)。

 

論文を読んで頂いても良いですが、内容はこの後簡潔にまとめますので、このまま読み進めて頂ければと思います。

 

論文の内容をまとめます。

 

まずは論文の内容を簡単にまとめてみます。

便秘症の糖尿病患者さんを集め、10分仰向け→30分うつ伏せ→10仰向けの状態で腸の蠕動音のパワーを測定した(聴診器に小型マイクロフォンをつけて音の強さを測定)、するとうつ伏せから仰向けに戻ったときに腸の蠕動音パワーが上昇、排便回数が増えた、という内容です。
 

具体的なデータを表で見てみましょう。

 
 

注目は、うつ伏せの時間が終わり、仰向けに戻った一番最後の棒グラフです。

 

明らかに腸蠕動音の亢進がみられ、腸が動き出していることが分かります。

 

なぜ腸が動き出したのか?

 

うつ伏せから仰向けになったことでなぜ腸の動きが良くなるのか、この論文でも考察がされていたのでご紹介させて頂きます。

うつ伏せから仰向けに戻った時になぜ血流が増えるのか、それはうつ伏せ状態であると、一時的に腹部が圧迫されることによって腸管内の血流が落ち、その状態で仰向けに戻ると、通常時より血流が増加する可能性が高い、というのが今回の考察です。
 

せき止められていたダムの水が、解放された瞬間にすさまじい勢いで流れ出すのをイメージして頂けたら良いかと思います(逆にわかりにくいでしょうか。。)

 

腹部をボールで圧迫する効果は?

 

続いて、腹部にボールを挟んでうつ伏せに寝る効果についてです。

腸の特徴の一つとして
直接的なマッサージ効果による腸蠕動の亢進、というのはすでに証明されており、ボールを挟んでうつ伏せになることによって、より高いマッサージ効果を得ることができると考えられます。
 

この論文については以前から知っていたのですが

①うつ伏せ

②腹部のマッサージによる腸蠕動亢進効果

をどのように活かせばいいのかな、と思っていました。

 

そんな中この動画をみて、うつ伏せと腹部マッサージをどちらも違和感なく体現されており、「ビビッ」ときたのでご紹介させて頂きました。

 

しっかりと腸が動き、便通を良くすることは腸内環境の改善にもつながります。

 

お腹の不調を改善したい方は、是非取り組んでみてください。

 

最後に

 

今回は、腸の動きを良くする体操についてご紹介させて頂きました。

 

・うつ伏せで一時的に血流が落ちたところで仰向けになり血流を増やすこと

・直接的な腸への刺激で腸の蠕動を促すこと

 

これらを意識して、是非この体操に取り組んでみてください。