
今回は、アーゼライト ウィークリートークにて副交感神経についてお話させて頂いたので、そのまとめをさせて頂きます。

「そもそもアーゼライトってなんだ?」と思われる方は、こちらをご覧下さい。
様々なトップアスリート、また海外のサッカービッグクラブとのチーム契約もされており、多方面から支持されているアーゼライト。
そんな場でお話させて頂くことは大変光栄です。
今回は「副交感神経」の評価についてお話をさせて頂いたので、その内容について記載された論文をご紹介させて頂きます。
心拍に関する論文を3つ紹介します。
今回お話させて頂いた内容に関連した論文をまとめてみたいと思います。
紹介させて頂いている論文をお読みいただかなくても、内容はサクッと読めるようにまとめています。
心拍変動を用いたアスリートに対する影響
今回ご紹介させて頂く論文に関しては、様々な事象についてまとめられている論文になります。
それがこちらです。
具体的にはストレスがかかれば心拍変動が減少しますが、それは交感神経が過剰になっている可能性があること。
軽度、中等度、高度の負荷がかかった際に、翌日以降にどの程度回復に時間がかかっているのか、実際に数値としてはどうなのか、それが示されています。
もちろん論文中にも述べられていますが、心拍変動には様々な運動以外の要因も関与するため、注意が必要ではあります。
今回の論文は、神経活動を間接的にでも評価することで体の状態を知ることができることを示しており、非常に有益な論文と思いましたので、ご紹介させて頂きました。
U23サッカー日本代表でのコンディショニング
こちらの論文は、実際の現場における心拍測定を用いたコンディショニングについてまとめられています。
まとめますと、試合翌日は普段の起床時より心拍が5-10程度高くなり、体重もふだんより少なめになる。
これは、試合の負荷によるものと、脱水の影響が強いと考察されております。
朝から心拍や体重を測定する意味は、前日の練習が自分にとってどれくらいきつかったか、またその日の自分のコンディションを把握し練習の負荷量を決定するのに役に立つと考えられます。
クールダウンが神経活動に与える影響
最後にご紹介するのは、練習終了後のクールダウンの重要性についてです。
論文はこちらになります。
日頃から緊張状態でプレーするアスリートは、交感神経を活性化させるのは得意な方が多い印象ですが、副交感神経の活性化、つまり、リラックスすることに関しては苦手な方が多い印象です。
副交感神経の活性化は、体の疲労回復にはもちろんですが、腸を動かし、栄養を十分吸収するためにも重要な役割を果たします。
自分なりのリラックス方法があるとよりいいかと思います。
最後に
今回は、アーゼライト ウィークリートークでお話させて頂きましたので、それに関連した論文をまとめさせて頂きました。
読んで頂いた方の参考になりましたら幸いです。