
本日は、いつもの勤務先から少し離れた田舎の病院の当直勤務にきています。

月2回ほどこの病院には勤務させて頂いていますが、その他にもいくつか非常勤医師として当直勤務をさせて頂いている病院があります。
多い時は週に3回ほど当直があり、自宅になかなか帰れないこともあります。
ふと思ったのですが、当直勤務ではいつもと寝る環境が異なり、睡眠の質に差が出るのではないかと考えました。
私はいつもGARMINウォッチを装着して寝ていますので、そこからデータを取り出して、今回は考察してみたいと思います。
もくじ
まず、当直ってどんな感じなのか?
医師の当直について、まず最初に簡単にまとめて思います。
当直勤務の大変さについては、病院機能によって異なります。

忙しい夜を過ごす場合、こんな感じで椅子を並べて「寝る」というよりは「気を失う」なんてこともしばしばです。
ですので、睡眠時間、またその質に関しては、勤務する病院の当直がどのような勤務内容か、によって大きく異なります。
GARMINウォッチの睡眠測定方法
GARMINといえば、ランニングをされる方にとっては馴染みのあるメーカーと思いますが、今回こちらがどのように睡眠を測定しているのかを簡単に調べて見ました。(詳しくはこちらから!)
とても正確、というわけにはいかないと思いますが、ある程度参考になると思いますので、自宅での睡眠と、当直中の睡眠を比べてみたいと思います。
GARMINで睡眠を分析
ここからは、私の睡眠パターンをいくつか見てみたいと思います。
まずはこちらのデータから。
睡眠パターン① 当直中

この睡眠のデータは、比較的夜間も患者さんが来られる可能性のある病院に勤務した際のデータです。
途中に何度か「覚醒」の部分にグラフが振れていますが、これは患者さんから電話問い合わせが来た時や、少し覚醒の幅が広い部分に関しては、実際に来院された患者さんや病棟に出向いて診療を行っているタイミングなどと思います。。
この日は0時近くまで診療していて疲れたせいか、入眠してすぐに深い眠りに落ちています。。笑
合計睡眠時間は6時間を超えていますが、あまり熟睡感はありませんでした。
睡眠パターン② 夜更かしした夜

処置が長引いて帰宅が遅くなったり、雑務が溜まったりして、どうしても寝るのが遅くなってしまう日が皆さんもあると思います。
この日はそんな日でした。
この日は寝るのが遅くなってしまいましたが、自宅で寝たです。
良い感じで深い睡眠が2回ほどあります。
朝起きた時も、「もう少し寝たいな。」と思いましたが、そこまで疲労の残存はありませんでした。
ただこのグラフからは、6時に鳴らしたアラームで1回起きて、二度寝したことが読み取れます。。笑
GARMIN恐るべしですね。
睡眠パターン③ 暑くて寝苦しかった夜

続いても自宅で寝た日です。
しかしこの日は非常に寝苦しくて、冷房を入れっぱなして寝ようか、扇風機のまましのごうか、迷いながら寝た日です。
今までのパターンの中で最も睡眠時間が長いものの、深い睡眠が3分しかありません。
朝も非常に疲れが残る感じがありました。
これらの睡眠パターンから読み取れること
今回は3パターンのみでしたが、今回のブログを書くにあたり、ここ最近はいつもにもましてその日の睡眠の状態を覚えておくようにしました。
もちろん睡眠時間は大事、ただ、ある程度の疲労感があること、寝具や温度などの環境に邪魔されないこと、も同じくらい大事であることを改めて客観的に認識できました。
この仕事をしている以上は当直業務は避けて通れないので、その中でいかに工夫するべきか、難しいところです。
睡眠時間が大事なのは皆さんそうですが、ただ、どうしても時間を作ろうとすると、睡眠時間を削ることが手っ取り早いと思ってしまったりもしますよね。
体調を崩さない程度に、良いバランスでいろんな目標達成にむけて前進あるのみです。
今週のマラソン練習について少しだけ
このブログを書いている週は、3回当直業務がありました。
走る練習は2回、3:52/kmでの10km走が1回、4:45/kmでの7km走が1回でした。
自宅にエアロバイクがあるので、3分8割漕ぎ→90秒ゆる漕ぎを5セット+全力こぎ1分→レスト1分を3セットのトレーニングが1回。
それ以外ではTKDプロジェクトさんの体感トレーニングを週6回行いました。
走行距離が全然足りてないですね。。
このままではサブ3は到底難しいかもしれません。。
さいごに
今回は自分にGARMINウォッチを用いて睡眠を測定した結果についてまとめてみました。
ヨーロッパサッカーの一流選手は12時間ほど睡眠をとるという話も聞きますし、睡眠は、体のケアの中で最高峰だと思います。
今後も引き続きデータをとっていきたいと思います。