
2021年8月8日、午前6時40分、男子マラソン観戦のため起床。
別に自分がオリンピックを走るわけでもないのに、とても緊張していました。。(笑)
私は1年半前からマラソン練習を始めました。
練習がきつい時もありますが、1年半も練習を続けることができるくらいその魅力に取りつかれています。
その中で、とても影響を受けた選手「大迫傑」選手の引退レースが始まろうとしておりました。
大迫選手は練習の内容ではなく、現在のことから未来のことまで、また陸上以外に家族のことなども様々なSNSで発信され、その考え方や生き様がとても好きで、応援していました。
いよいよ、レーススタート。
現世界記録保持者「キプチョゲ」選手や、多数の有名選手の中に、日本人選手3人。
7時ちょうどにレースがスタート。
どうしても足元のシューズに目がいってしまいます。
「ほとんどアルファフライを履いている選手がいないな」
「意外にアディダスのシューズを履いている選手が多いな」
初心者の薄い感想です。
アルファフライに関しては、「今回の曲がり角が多いコースでスピードが出しにくいため、避けた選手が多い」という記事も目にしました。
短い距離でアフリカ系選手のリタイアもあるなど、やはり夏にレースの難しさを痛感するとともに、予想に反して、序盤から暑さに最も強いと考えられた中村選手が先頭から離脱、さらに途中で服部選手も離脱してしまうなど(重度の熱中症だったそうですが、Twitterでは回復された様子も拝見できて何よりです。)ハラハラドキドキの展開が続きました。
世界記録保持者、先頭で「ゴン攻め」を開始!
ついに後半、レースが動きます。
世界記録保持者「キプチョゲ」選手が先頭でペースを上げ、独走態勢に。
まさに今回のオリンピックで話題になった「ゴン攻め」状態でした。
大迫選手は8位まで後退しましたが、驚異的な粘りをみせ、6位に。
メダルまで約15秒差の位置まで迫るなど、意地を感じました。
後のインタビューで世界記録保持者のゴン攻めが始まったタイミングを、こう振り返っていました。
「もしかしたらメダルいけるんじゃないか?」
「いやもうここまできたらメダル取ってほしい!」
と心の底から思わせてくれた素晴らしいレース。
そんな中、一番冷静だったのは、大迫選手でした。
どこまでいってもかっこよすぎますよね。
レース終了。
キプチョゲ選手が余裕のトップでゴール。
大迫選手も声援に答えながら6位でゴール。
服部選手は熱中症で倒れこみながらゴール。
楽しみで仕方なかった 2020 Tokyoオリンピック マラソンレース。
わずか2時間の間に様々な感情が湧きましたが、あっという間に終了してしまいました。
オリンピックが終わって。
マラソンを始めて1年半。
レベルは低いながらも、自分が競技を始めて、初めてのオリンピックマラソン。
そして1年半参考にし続けさせてもらった選手の引退。
正直パリで大迫選手のレースを見たい気持ちは強すぎますが、本当にお疲れさまでした、とお伝えしたいです。
目標に対してまっすぐに、自分が必要と思ったことをやり続ける。
例え他の人がやっていなくても。
「愚か者が道をつくる。」と大迫選手は表現していました。
それをどうやって発信して、自分をブランディングしていくのか。
感動を与えるだけではなく、多くの人を突き動かすような力を与えてしまう。
そして自分だけではなく、日本陸上界の今後のことも考えている。
上手くまとめて表現できませんが、間違いなく良い影響を与えてもらった人ですね。
今後の目標を定めてみる。
改めて今後の自分の目標を整理するきっかけとなったので、まとめてみたいと思います。
①マラソンサブ3を目指す
これに関してはぶれずに必ず達成したい目標ですね。今も練習は継続中なので、変わらず努力を続けます。
②スポーツドクターを目指す内科医
このブログのタイトルにもなっている通り、整形外科医が最も多いと言われるスポーツドクター資格を、内科医の私が取得を目指していました。
この資格に関しては、2021年に認定を頂きました。
ただ、まだまだアスリートの役に立てるような状態ではないので、今後より自分を高めていきたいと考えています。
内科医としてアスリートの役に立てるように、様々な分野の学びを深めています。
「スポーツドクターを高める内科医のブログ」としたいところです。
ちなみにスポーツドクターに関しては、こちらの記事も参照下さい。
最後に
ずっと楽しみにしていたオリンピックのマラソン。
可能であれば、日本選手、そしてキプチョゲ選手の走りを生で見たかったです。
ただ、とてもとても感動したレースでしたので、自分の練習に対するモチベーションも上がりました。
先ほど述べた目標を必ず達成できるように、努力を続けたいと思います。