
今回は12月18日に沖縄100kウルトラマラソンに出走してきましたのでそのレビューをさせて頂きたいと思います。
結果としては総合7位、年代別1位という結果でした。
初の100kウルトラマラソンを走ってみて
①今回走った率直な感想
②フルマラソン活かすことができそうか
③今後の目標に変化があるか
などを考えるきっかけにもなりましたので、そのあたりも合わせてまとめてみたいと思います。
もくじ
沖縄100kウルトラマラソンに挑戦しようと思ったきっかけ
まず最初に今回挑戦するきっかけとなったことについて簡単に書させて頂きます。
それはある記事を目にしたことがきっかけでした。

それは日清オイリオさんの企画で
「MCTオイルを試しながら脂質をうまく使える体づくりをして沖縄100kウルトラマラソンに挑戦してみよう!」
というものです。
10名募集がかかっておりすかさず応募、なんと当選してMCTオイルと沖縄ウルトラの出走権をいただくことができた、という経緯です。
MCTオイルに関しては以前にまとめた記事がありますので、もしよろしければこちらも読んでみてください。
(自分の体感としては、MCTオイルを取り入れてみてとてもよかった気がしています。)
前置きが長くなってしまい申し訳ありません。
沖縄100kウルトラ出走記を開始します!
沖縄100kウルトラ、出発前日
全国的に大寒波が押し寄せていた12月17日(大会前日)、関西空港から沖縄に向かうことにしました。
いつも通り、最寄り駅で少し安くなる切符(関西ちかトクきっぷ)を買って空港に到着しました。
沖縄100k出発前、トラブルが2つ発生
空港について出発を待っていると、まず1つ目のトラブルが。
「使用機の到着遅れにより出発が20分遅れます」と放送が入りました。
前日受け付けは18時まで、当日受付もありますが、事前情報でスタート地点にはなにも防寒対策や雨対策が施されていないとのことだったので(当日は寒いうえに雨が降るかもという天気予報でした)、できれば前日にゼッケンなどもらってつけておきたいところ。
※ちなみにこの情報はどなたかのブログで拝見させて頂いたと思うのですが、本当に正しかったです。防寒対策を多めにしておいてよかったです。
時間に余裕がある便にしておいたので、20分遅れくらいなら大丈夫だろうと思い、ひたすら待機。

そうこうしているうちに、情報通り20分遅れで機内に搭乗、良かった良かったと思っていた矢先、2つ目のトラブルが発生しました。
駐機場からバックで滑走路に出ていく途中、急に飛行機が止まります。
……??
すかさず放送が入りました。
「飛行機を牽引する機材のトラブルのため、このまましばらくお待ちください。飛行機自体のトラブルではないのでご安心ください。」
うわーっ、これは初めて経験するタイプのトラブルだ!しばらくってどれくらいだろう??
なんて思いながらもひたすら待機すること30分、ようやく動き出して離陸。
最終的には1時間以上遅れて17時に那覇空港に到着いたしました。

受付を済ませホテルにチェックイン
やや急ぎ足でモノレールに乗り県庁前で下車。県庁前の「パレットくもじ」という商業施設で無事に前日受付を済ませることができました。

チェックインして準備を開始!
今回宿泊させて頂いたホテルはOKINAWA KARIYUSHI IZUMIZAKIさん。

一般的なビジネスホテル。とにかく安さ重視の旅にしたかったのでバスタブがない部屋になりましたが、立地が抜群で(県庁から徒歩3分くらい)清潔さも保たれているので良かったかなと思います。


今回の装備品をご紹介します!
今回フルマラソンではなく、100kマラソンを走るにあたり、いろいろ調達したものがありますので、それも踏まえてご紹介させて頂きたいと思います。
●シャツとパンツ、インナー
まずシャツとパンツに関しては、練習やフルマラソンで使い慣れたものをチョイス。
ナイキの着古しのロングTシャツと、フルマラソンでも使用している2XUのパンツを使用しました。(前日写真を撮り忘れたので、ゴール時の写真を掲載します。)

さらに、インナーとしてはONYONEのアンダーウェアをチョイスし今回購入しました。
フルマラソンでは来たことがなかったですが、走る時間が長く、汗冷えの心配もある場合は着た方がいいとの情報をいただいたので今回選択。
実際に着ていて大正解でした。
汗による影響を緩和してくれるのはもちろんのこと、私は164㎝、60㎏の体型でSサイズを使用していますが、体にちょうどいい感じでフィットしてくれます。
汗冷え対策はもちろんのこと、しっかりフィットしてくれるので男性ランナー特有の、胸の某所の擦れ防止にもなるため、最近では寒い日のワークアウト時や距離走時にも着用するなど、使用頻度が急増しています。
とてもお気に入りの商品です。
●腰ベルトとジェルなどの携帯品
さらにザックなどは使わずに腰ベルトを購入、50㎞地点でドロップバッグも使用できたため、できるだけ荷物を軽くするようにしました。
今回選択したのはTHE NORTH FACEのマンタレイ。
こちらをONYONEのインナーの上に装着することで、100㎞走っても全く擦れることはなかったです。
1つご提案させて頂くとすれば、マンタレイにはいくつかサイズがありますが、よっぽど痩せている男性以外はMサイズで良いかと思います。
私はSサイズをチョイスしましたが、マジックテープの部分がギリギリです。
ジェルなどに関しては写真の通り、100㎞あるので、ジェル以外にもビタミン剤と消化酵素を持参し、ジェルは10㎞毎、消化酵素とビタミンは30㎞地点と60㎞地点で飲む戦略としました(50㎞地点でドロップバッグから補給できるシステムだったので写真は前半50㎞用のジェルのみ)。

カフェインに関しては、70㎞地点以降で使おうと思っていたのですが、結局1つ使ったのみ。詳細は次回のレース編の記事に回したいと思います。
●シューズ
今回一番悩んだのがシューズチョイスです。
最終的にはHOKA ONEONEのリンコン3を選択しました。
悩んだのはナイキのペガサス39。
リンコン3の方がクッションが効いているイメージだったので、新しく購入したのですが、実際に履いてみると、ペガサス39の方が足にはあっている印象で、クッションもペガサスの方がありそうな気がしました。
最終的には軽さ重視ということでリンコン3で出走することにしました。
正直この選択に関しては「ペガサスで走っていたらどうだったか?」という比較ができないので何とも言えませんが、リンコンさんは最後まで良く付き合ってくれたと思います。
基本的にはジョグの延長の気持ちで走る予定だったので、最初からカーボンは使わない予定だったのですが、上位の方々がほとんどヴェイパーフライだったのには驚きました(ちなみに6位だったイギリス人の男性はアルファフライ1履いてました。1番安定するから、と…)。
それで走り切れる脚力をもっと磨かないといけませんし、次回のチャンスがあるのであれば、私も少し履き古してカーボンが弱くなったヴェイパーで出走してみてもいいかなと思っています。
沖縄100kウルトラ 前日編 最後に
おおよそ準備を済ませたあと、21時前には就寝。
しかし、フルマラソンのレースでもそうですが、前日はあまり寝れないので、結局0時前まで布団の中でグダグダしてしまいました。
レース会場に向けたシャトルバスの出発は午前3時。
午前1時半には起きてご飯を食べる予定にしていたので、あまり寝れないなと思いつつも、初めての100kレースに向けて、期待と不安が入り混じるような状態でした。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
次回、レース編に続きます。