海外遠征時の消化管感染症【約半分のアスリートは下痢になる?】
遠征で海外に行く際には、嘔吐下痢などの感染症に注意が必要です。約半分のアスリートが嘔吐下痢を経験すると言われています。抗生物質は使った方がいいのか?その時の対応について、論文をもとにまとめてみました。
スポーツドクター(スポーツ内科医)を目指す消化器内科医。スポーツ内科知識情報発信中!
遠征で海外に行く際には、嘔吐下痢などの感染症に注意が必要です。約半分のアスリートが嘔吐下痢を経験すると言われています。抗生物質は使った方がいいのか?その時の対応について、論文をもとにまとめてみました。
今回は2つの論文を読みました。マラソンなど、長時間の運動後には「虚血性腸炎」という病気の発症が起こり得ます。
基本的には経過観察で治る疾患ですが、重症になると手術が必要になります。適切な受診をしていただきたく、この記事を書きました。
消化器内科的疾患、特に潰瘍性大腸炎やクローン病などを抱えた元アスリートの方が外来に来られました。スポーツ自体が病気に対して悪さをする可能性、治療薬とドーピングの問題、様々なことを考えさせられました。ステロイドとドーピングについても調べてみました。
スポーツ内科講習会に参加。今後スポーツ内科診療を学んでいく上で、どのように活動してくのが良いか、考えます。
最近は、スポーツ現場の見学をさせて頂くことが多くなってきており、トレーナーの方がキネシオテープを巻くシーンをよく見させて頂きます。 キネシオテーピング基礎講座 そこ…
医師が普段から学んでいるのは西洋医学ですが、どうしてもとれない症状などで苦しんでいらっしゃる方がいらっしゃいます。そこで、なんとかそういった方の症状を取れないかと、今後西洋医学以外のことを学んでいくことにしました。